読んだらわかる、しつこい結婚相談所
皆さんこんにちは。浜松市などでお世話になっております、浜松婚活結婚相談サービス(浜コン)の及川です。
今日はこの前の続きで、婚活中の良くある勘違い・その2を書くつもりでしたが、
急遽予定を変更しまして、超最近の近況を報告したいと思います。
ある結婚相談所からの電話
昨日突然僕の携帯がなりました。ま、携帯がなる事はよくありますよね。
着信の番号は知らない番号です。
恐る恐る電話を取ると、
「及川さんの携帯で宜しかったでしょうか?私名古屋の◯◯◯(結婚相談所名)ですが、
この度◯周年を記念しまして、新規ご入会の方への特別キャンペーンを実施しております。
及川さんはその後の活動のご様子はどんな感じでしょうか?宜しかったら1度ご説明を聞きに来ませんか?」
そう電話口の向こうから言ってきました。僕は正直に
「電話のあなたは知らないかもせしれませんが、僕はそちらにお伺いした時にとても不快な思いをしました。だからそちらには入会しなかったんです。
にも関わらず、毎月の様にどうですか?と、3年ぐらい電話がかかってきていました。
その度にお断りをして、1度は責任者を名乗る方ともお話ししましたよ。
毎回の電話でも、そしてその責任者の方も、
『社内の連絡、情報が共有できていませんでした。及川さんのお名前はリストから削除しておきますから』
そう言っていたのに、結局は何にもしていなかったんですね」
そう言うと、電話の向こうではすみませんでしたと言って、サッサと電話を切られてしまいました。
僕が結婚相談所に通っていた頃のその相談所の様子
僕は離婚経験があり、その後の出会いを求めて、結婚相談所に数社説明を聞きに通っていたのは5年近く前の事です。
その時にとても不快な思いをした結婚相談所が昨日電話をしてきた相談所です。
受付でベルを鳴らしても、「すみません」と声を出しても誰も来ませんでした。
受付には磨りガラス越しに女性二人がハッキリと見えるのにです。こちらからはその受付の方たちが談笑している声が聞こえていました。
受付の向かいの部屋では、相談者(おそらく会員様)の方が、カウンセラーの方と話をしています。
男性の相談者の方は椅子にキチッと座って話をしていました。
若い女性のカウンセラーの方は、足を組み、腕を前に組んで椅子の背もたれにもたれかかって座っていました。
正直最初はどちらが相談者かわかりませんでした。
僕の目の前を通り過ぎ、何度か事務所に出入りしていたその女性カウンセラーは
ようやく「何か御用ですか?」と声をかけてきました。
「説明を伺いに、アポを取ってある及川です」と答えると、そのカウンセラーは事務所に入って行きました。
けど誰も来ません。しばらくすると僕の携帯が鳴りました。
「◯◯◯ですが、お約束の時間を過ぎていますが、来られないんですか?」そう言われました。
ついつい「ふざけるな。何分受付で待たせたら気が済むんだ」
そう言うと、事務所の中からすぐに女性が飛び出してきました。
そして5cmはある毛足の長い超ふかふかの絨毯が敷いてあり、馬鹿でかい大理石のテーブルがある応接室に通されました。
しかもこの女性、説明を始めたのに、僕の名前も歳も知らない。もうその時すでに入会する気などない僕は、
「あのね、電話で説明のアポを取った時に、名前や歳、婚歴とかを聞かれたよ。営業なんだからお客の名前ぐらい覚えてくるのが当たり前だよ」
と言い放ちました。そしたら、その女性が謝りながら内情を話し始めました。
しつこい相談所の内情
その方が言うには、俗に言うTELアポをとる人と、カウンセラー、入会説明者(営業)と、分業なんだそうです。
その営業の方も、僕が来る時間を知らされておらず、部屋を飛び出してくる時に僕のカルテを渡されたそうです。
TELアポの人は、1日に何人に電話をしたか、そのうち何人と来社の約束をしたか、そして、何人が実際に来社したか。その数字のみにノルマがあるそうで、入会しようがしまいが関係ないそうです。
入会者数のノルマは営業のみ。カウンセラーのノルマは、いかに会員を長期会員にして売り上げを上げるか。(つまり結婚させないで活動だけさせて、月会費などを収めさせる)
その相談所を近く退社すると言っていたその女性が教えてくれました。
結局は自分の事(数字)しか見ていない結婚相談所
こんな結婚相談所はそうそう無いと思いたいですが、昨日電話がかかってきたように、
まだまだ会員様の事を考えていない、自分の数字しか見ていない相談所はあると思います。
TELアポの人と営業、カウンセラーが分業なのは、規模にもよりますし、仕方のない事かもしれません。
でも、最初に電話で話した情報が営業にキチンと伝わっているか。
営業に話した情報がキチンとカウンセラーに伝わっているか。
当たり前ですけど、そこが大事ですよね。
最後まで読んでくださってありがとうございます。話したい事を書いたら、ちょっとだけスッキリしました。
今日も浜松市内、豊橋市内を飛び回っています。見かけたら声をかけてくださいね。
筆者:及川 朝晴
2015年から結婚相談所を運営しています。
私自身が離婚後に親友の勧めで結婚相談所を利用しました。複数の結婚相談所に登録し、マッチングアプリも利用し、数多くの婚活パーティーにも参加しました。
自分自身の結婚相談所利用体験談(主に失敗談)だけでなく、マッチングアプリや婚活パーティーのコツ、そして当結婚相談所会員様の成功体験など、婚活中の皆さまの参考になるような記事を書いています。